ライティング雑考

僕の写真をみると一目瞭然だと思うんだけど、ライティングは結構こだわりというか、興味を持ってあれこれと試行錯誤してる。ライティングについて思うままに書いてみようと思う。

スタジオで蛍光灯とかがある場合はそういうのも利用するけど、基本はディフューズしたクリップオンストロボか、それに加えて3脚に据えたストロボ、あるいはさらに背後などからもう1灯というのでやっている。

ストロボのオススメはNeewerのTT560。特にこれの4個セットは1個あたり2750円、合計1万1千円と大変お得感がある。ストロボの数に関しては最初は1灯でもいいと思うんだけど、いろいろライティングで遊ぼうと思ったときは2灯や3灯欲しくなってくる。また、2台や3台を1個所で光らせると、1台あたりの光量を抑えることができるので、ストロボの充電が早くなる。ストロボの電池はアルカリ乾電池を使っていたんだけど、1ヶ月で40本も消費してしまい、環境へのダメージを考えて充電池に変えた。充電池のほうが圧倒的にローディングが早いので最初から充電池にするのがオススメ。ちなみに僕はeneloopのスタンダードを使うことにした。Amazonベーシックとかとコストが大して変わらないのでブランドを敢えて選んだ。4灯のストロボには4×4=16本いるので、この充電器付きの4本セットを2個と、8本入りのセットを1つ買った。予備にはアルカリ乾電池を使う予定。(充電池16本と充電器2個でだいたい5000円くらい) 有線多灯撮影においてはダイオード付きのシンクロケーブルの分岐が必要になるかもしれない。

一脚や三脚はもちろんあったほうがいい。ストロボは軽いので安物でも大丈夫。むしろ持ち運びやすさのために軽いのを選ぼう。

ストロボだけだと対応しきれない部分(暗い場所でのMF/AF)もあるので最近はLEDライトも併用することにしている。オススメは連結可能なNEEWER CN-LUX360。4個セットで3700円。ちなみにLEDライトに充電池を使うのはかなり危険&充電池を消耗させるので、アルカリ乾電池の使用を推奨。カメラの横にくっつけるためにフリープレート(HAKUBA 1300円)があると便利だと思う。

ほかにレフ板(僕はあまり使ってない)やディフューザー(NEEWER製の小型ディフューザー900円)なんかも絶対あったほうがいい。ディフューズするかどうかで光の印象が全然違うので1個か2個ディフュザーはあったほうがいいね。女性のポートレートでいえば、むしろ、カメラの上のクリップオンストロボに関してはバウンスかディフューズをデフォルトとして、直射は理由がない限りしないほうがいいと思う。まぶしいし。

さて、ストロボとかの超基本的な概念を説明していこうと思う。全体的には「光の量」がどう変わるかという話なので、各種条件下で光の量がどう変わるかを意識して説明を読んで欲しい。

【対数的】

光や音、どんなものであれ、人間の知覚というのはエネルギーが2倍になると1大きくなったように、8倍になると3大きくなったように感じるようにできている。つまり、1の光を1と感じるなら、128の光は7と感じる。

ストロボの光量調整も対数的になっている。各メモリはエネルギーが1.4倍とか2倍の幅になっていることが多い。つまり、1,2,3,4,・・ではなく、1,2,4,8のような刻みになっている。

【光の減衰・拡散】

ストロボは点光源なので、距離が倍になると強さは1/4になる。被写体からの距離を変えた際、この効果を考えてストロボの強さを調整する必要がある。つまり、1の強さで1mからストロボを当てるのと、4の強さで2mからストロボをあてるのでだいたい同じ強さになる。

バウンスすると距離が伸びる&壁などに吸収されるので同様に光が弱くなる。

ディフューズすると、光がより幅広く拡散するので、同じ距離でも(同じ面に当たる)光は弱くなる。

【足し算】

複数光源あるとき、カメラに入る光量は各光源を単独に光らせたときの光量の合計になる。

【影のつきかた】

平行線があたっとき、影の境界線がはっきりと出る。平行でない光(ディフューズやバウンス)があたったときは影の輪郭がぼやける。

照明やストロボを遠くに離せば離すほど、被写体からみた光源は点に近づき、平行光に近くなる。より平行度合いを増すものとしては晴れの日の太陽光線、スヌート(550円)、ハニカムとかがある。もちろんスヌートとかがなくてもストロボを遠くに設置すれば擬似的にこれを実現できる(その際、光量調整を忘れずに)。

影の輪郭はライティングの表現としては極めて重要だと思うのでぜひいろいろ研究して欲しい。ただ、女性のポートレートでいうと、化粧が基本的には影を作らないのが基本であるように、基本は影を消すということなのかなと思う。(影をつくるなら意図をもって影を作りましょうという話)

【光源の置き方】

ライティングの基本に関してはNissinとかが良い動画を公開してるのでぜひ参考にして欲しい。

少し特殊だけどぜひ試して欲しいテクニックとしては

  • 背後から強い光(窓の光でストロボでも)をあてると被写体の輪郭がくっきりとでて立体感がでる。
  • 天井バウンスなどで上から光をあてると髪が活き活きとしてみえる
  • 日中シンクロ
  • 壁に強く光を当てたり、蛍光灯(ソフトボックス)の真横にたってもらう
    • 光源にとても近いので、ものすごく柔らかく光があたる

あたりだろうか。

下からライトを当てると、懐中電灯で下から顔を照らして脅かすみたいな不自然な感じになるので、意図が無い限りは避けた方がいい。

【その他】

環境光を活かすのか活かさないのか、複数灯あるときにどういう強さにそれぞれを調整するのか・・いろいろ工夫ポイントはある。が、結局は反射光がどの程度カメラに入るかを調整しているにすぎないのでシンプルに考えていきましょう。

あ、あと、色温度が違う照明が混ざるといろいろ面倒なので気をつけましょう。

そうそう、ストロボは瞬間的な光なんだけど、環境光は積分的というか、時間に比例するので、SSをいじることで環境光とストロボの強さの比をいじることができるよね。SSを1/125から1/250にすると環境光の量を半分にできる(ストロボの光量は変わらない)。

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